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□大丈夫、すぐ俺のこと好きになるから
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『は?』




「だーかーらー、妃那ちゃんは今日から俺の彼女!!」

『あぁ…、ちょっと待ってくださいね。




なんでやねん!!!!!!』

「ええええ!?何で突っ込んだの!?」

『え!?突っ込み求めてたんじゃないの!?』

「違うよ、真剣にっ…!」


勘ちゃんの目は確かに真剣そのものだ。勘ちゃんのでかいくりくりの目には私の姿が映し出されている。


『…でも、今日会ったばかりでそれはちょっと。』

「だよ、ね…。」

『だからまずはお互いの事知ってからどうでしょう!?』


ねっ!と付け足し笑って見せる。だって別に勘ちゃんの事が嫌いな訳じゃないし、もしかしたら好きになる可能性もあると思う、うん。


「…うん!」


照れながらはにかみ笑いを浮かべる勘ちゃんに思わずキュンとしたのは内緒だ。




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