ヒバツナ/ヤンデレ


恋人の事なら何でも知りたい、そう思うのは当たり前だと思う。
例えばその日に食べた物だとか、何時に就寝しただとか、色々あるけれど恋人だったらそれを全て知っておきたい――そう思う僕は異常なんかじゃなく正常で、誰よりも正しい。


「綱吉、君は昨日何時に寝たの?」
「えーっとですね、11時…くらいでした」
「その時間はゲームしてたよね?」
「え、何でそれを!?」


昨日はリボーンがいなかったのに、と呟き原因を考えている綱吉は凄く可愛い。お世辞にも賢いとは言えない綱吉の頭じゃ、どうしてバレたかなんて一生分からないだろうけど。
困惑した表情は久々に見れてとても素敵だけど、綱吉にはいつも笑っていて欲しいから、僕は答えを言う。


「君の部屋には僕が設置したカメラがいくつもあるんだよ。ねぇ、綱吉。これで会えない時も綱吉のことをずっと見てられるよ」


その言葉と共にビクリと体を振るわせた綱吉は歓喜で一杯なのだろう。
こんなに尽くしてくれる彼じゃで綱吉は幸せだろう、と言葉にはせず胸中で呟くいた――


(部屋だけではなく並盛全体なんだけど、その事は言わないでおこう)(その為の“並盛”だ――)




久々のヤンデレです。書き方を少し変えてみました^p^
最後だけ見れば、格好いい雲雀なんですこど全体を見れば残念な雲雀に…


コメントなどありましたらどうぞ。



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