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□世界一の幸せ者
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27side


二枚余った、という単語に骸は異常なほどに反応を見せた。
俺は疑問に思ったものの、尋ねる事もなく遊園地へ向かった。


「着いたな骸」

「そうですね」

「で、まず何から乗るんだ?」


遊園地に来る、と決めていたものの、何を乗るか決めていなかった俺たちは途方に暮れていた。


「…そうですね」

「骸、答えになっていない」

「…すみません。じゃあ、ジェットコースター乗りませんか?」


いきなりジェットコースターというのもアレだと思ったけど、進まないから、俺たちはジェットコースター乗り場へと走った。
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