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□クリスマスラバーズ
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「綱吉のバカッ!!何で分かってくれないの!?」

「ツ、ツナ…俺は別に…」


“相思相愛”と言っても過言ではない2人がケンカをしていた。
ケンカの原因は綱吉の些細な一言。
それは数分前に遡る。

今日は24日、クリスマスイブ。
綱吉とツナは自分達の部屋で、“クリスマスプレゼントは何が欲しいか”という話をしていた。


「ツナは何が欲しいんだ?」

「うーんとね、オレはサンタさんに“新しいゲームソフトが欲しいです”ってお願いしたよ」


ツナの言葉に綱吉はクエスチョンマークを浮かべた。


「ツナ、もしかしてサンタがいると思っているのか…?」

「?うん」

「ツナ、サンタはいないんだ。今までプレゼントを枕元に置いていたのは母さんなんだ」

ツナの為を思ってなのか綱吉は、ツナに事実を伝えようとする。
綱吉から言われたか言葉にツナは目を大きく開き、そして言った。
綱吉のバカッ!!――と。
そこから、“サンタは存在するか?”と言う口論になり、そして冒頭に戻る。
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