◇四廻淫達◇

□火曜日〜銀八
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火曜日の放課後、誰もいない廊下を革靴の音が響く…ダークスーツを着こなし、片手にはネットで通販した洋菓子を持参し…

…準備室のドアをノックする

『はい
は〜い?』

ドアの向こうからヤル気のない声が聞こえてきた。

ガラリ
「どちら様〜……って
理事長先生?」
ドアを開けた本人は目の前にいる人物に少なからず驚いている様だ…

彼は坂田銀八…銀髪天然パーマでいつもヤル気のない(死んだ魚の様な目)顔をしているが
3年Z(ずぃー)組の担任をしているれっきとした教師である。

…よれた白衣と眼鏡(多分ダテ)は【教師】をアピールするためだろうか?

「えーっと…
理事長先生が此処にいるってぇー事は…ナニ?
今日、俺ってワケ??」
頭を掻きながら彼は言う。
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