10000HIT企画文
□手をつなぐのが全力で恥ずかしい二人
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「「……//」」
「あんたたち……」
「手を繋ぐのくらいちゃっちゃとできないのか?」
「煩いよ、トウ姉、チェレン!! 大体ねー」
「罰ゲームで手を繋ぐってなんなのさ!! ねえ、名無しさん!!」
やるならもっと軽い罰がいいよぅ……。
いや、これがチェレンとかトウ姉とかだったら私もノリノリで手を繋ぐけど。
目の前の相手を見る。
――トウヤ君。私の思い人。
これだから恋する乙女って言うのはつらい。
好きな人を前にすると心臓がこう……バクバクって音を立てて、相手が笑うたびにきゅぅううんって胸が締め付けられて。
「……ほら、こういうのは男がするものなんだよトウヤ君」
「いやいや、たまには女の子からしてもいいと思うな名無しさんさん」
「「どっちでもいいから早くしろぉぉぉおおぉぉぉ!!!」」
ついつい憎まれ口をたたいちゃって。
しまったな、と相手を見れば相手は微笑していて。
それにまたドキリとして。
やだもう目の前に居るだけではずかしいっ!!
「……ん、ほら、名無しさん」
と差し出された手はさっきよりも少しだけ和らいでいて。
心なしかトウヤ君は目をそらし、顔がさっきより赤い気がする。
私は、勇気を振り絞ってその手に触れて。
トウヤ君はにっこりと笑って(顔は相変わらず赤かったけど)やっとできた、と言った。
でもすぐに手を離す。
だってこのままじゃ二人とも沸騰して湯気になっちゃいそうだから!!
――キリトリセン――
ごめんなさいあるべさん
あなたはしらないでしょうがこれが一番短いんですよ。
あといつものごとく駄文。
まあ有部さんは私の駄文になれてるから、と言い訳をしてみる