笑顔=自分≠友達

□参拾壱:お片づけU
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「マックス」
「……なに」

 マックスの隣にすとん、と腰を下ろす。
 楽しそうなわけがない横顔に話しかける。

「言いたいこと言いなよ」
「……知らなかった」
「ん?」
「隼音がこの世界の人じゃないこと、弟がいたこと、入来院のことも!! どうして教えてくれなかったの!!??」
「……それはね」

 それは

「マックスに嫌われたくなかった」
「え?」

 正直恐怖がすべてを支配してた。
 でもまだ笑顔は崩していない。
 嗚呼どうしよう。マックスになんて言われる?

「……真意は?」
「んー? 考えてよ」
「僕可愛いから仕方ないけど、……自惚れるよ?」
「ぶっはwwww それ本当に言う人初めて見たwww 少女まんg……ぐはっ」
「隼音?」
「ごめんなさいすみませんもうしませんだから許して」

 マックスにラリアットされた。痛い。
 そして少し入るナルシ。
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