笑顔＝自分≠友達
□伍：きれいな金髪だね。ライオンになれそう。
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「いっただきまーす♪」
はーい今は屋上で一人ご飯食ってます。
だって誰とも食べる約束してないし？
「うまｗ」
え？ ご飯どうしたのって？
買いました！ 学校来る前に。書かなかっただけです。べ、別に今付け足したとかじゃないんだからねっ←
「……暇ー」
♪しーかたがないのでっおー手紙書ーいたさっきの手紙のご用事なあに？
嘘です。
少しこの世界のことを知ろうと思っています。
ギイィィ バタン
屋上のフェンスにに腹から体を委ねる。
「あそこが陸上部で……あー宮坂だ！ 可愛い……ｗｗｗ」
「宮坂のこと知ってるのか？」
「知ってるも何も、結構宮坂好きだし？ ……ってうおあげぶほっ！！」
「……ｗｗｗ」
え。君は皆のアイドル風丸君ですよねっｗｗｗｗ
い、何時の間に……。（ほら、さっきのバタンって音は屋上の扉の音だよっ！ｂｙ作者基てるみん）
うん、なんかすっごいうざいのが入った気がするけどキニシナーイ。
「なんなら、紹介してやろうか？」
「え、でも迷惑じゃない？ ほら、今あらぬうわさ流れてるし……。てか、風丸入来院と付き合ってるの？」
「大丈夫。宮坂は信じてないさ。入来院、か……。なんというか……」
「ちょっと待て。なんで信じてないってわかるの？ それに歯切れ悪いよ」
「宮坂は俺の言うことなら信じるから俺が『隼音は悪くないんだ』って言ったら信じた。ま、まあ……」
本当に歯切れが悪い。
どうしたんだろう。入来院に泣きつかれたとか？ あり得ない話ではないしな。
「入来院に泣きつかれて……。『付き合ってくれないと自殺する！！』――って」
「まさかのデジャヴ！！」
「は？」
いやー。まさかとは思ったけどね。
「ま、いいや……。放課後、一緒に行こう？」
「うん！」
風丸はなんだかんだ言って私に味方をしてくれる。
優しい、優しい風丸。
やっぱり大好きだよ。友情的な意味で。友情的な意味でだよ。