笑顔=自分≠友達
□壱:らいもーんっ!
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ドッシーン!!
「いってぇぇぇえ!!なに、お尻打ったんだけどwww」
え、トリップしたらお尻打ったとか初耳www
ってここどこ……?やたらめったら広くてロイヤルなおうちだって事しか分からん……。
「あ、なんかある」
文字通り、『何か』あった。
……何これwww
洋服?なんか手触りが制服wwあ、なんか挟まってる。何々……?
『ここが君の家さ!すごい広いでしょ!!』
要点だけ話せコラwwww
『で、おかねは心配しなくていいよ!きちんと振り込んでおくから!通帳も制服に挟まってたでしょ?君のために特別に雷門に転校させてあげるよ!』
うっわwww偉そうだwww……じゃなくて!え、何ww雷門に転校?そんなおいしいこと!←
そっか、さっきのは雷門の制服……。
―☆―☆―
「これが……ニアワネwww似合わない似合わない」
うん、私にスカートが似合わないってのは分かってんだが。
こうも似合わないとなぁ……笑うしかないな!←
でもまあ緑なだけいいか。私緑は似合う自信が……←
くるーんと鏡の前で回ってみる。
「意外とひらひらするんだなー」
くるっとまわったらパンツ見えたwww
私のパンツなんて誰も見たくないだろうがなwww
あ、そういえば、いつから転校だろ?手紙に書いてあるよね。
『ちなみに明日から転校だよ☆』
「星うぜぇぇぇぇ!!!!」
いやまあ、それでも準備することとかないから別にいいけどさ。
じゃ、筆記用具だけでも鞄に入れておこう……。
あっという間に時間って過ぎるんだね。
いつの間にか、明日!
やっば、ろくに寝てないやwww
自己紹介とか大丈夫かなー?
「ま、なんとかなるよねー」
こういうときは笑おう!!←
「……な、なぁ……?」
「なんだいっ?……」
「……」
「ぜまっ……!!!!!!!」
あああああああああああああっ!!!
やばい気持ち悪い顔見られた!!!
「転校生の……翔嵐隼音さん?」
意外と普通の対応!!それに対して愛してる!勿論全部好き!←
「そう、だよ……」
「あ、やっぱり? 俺は風丸一郎太! 委員長をやっているんだ。困ったことがあったら何でも聞いてくれ!」
……いい人すぎるやろ……っ!!
「ありがとう!!……じゃあ手始めに学校に案内して」
「……え?」
だってマップでしか見たことないし←