カタコト、

□2.
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衝撃的な日曜日から3日後、
ついに俺は超人気実力派クソイケメン俳優であり、俺の憧れの人でもある伏黒彰人と対面する時を迎えようとしているのである。

目の前に立ちはだかっているのは、我らが秋元プロダクションの社長室の扉。

実は社長がまだまだ現場慣れしていない若手でヒヨっ子な俺のために、ほかの出演者との顔合わせの前に同じ事務所の先輩にあたる伏黒さんに会わせて下さるそうで…。


くーっ、社長イイ人!



「…はあ、よし!」



大きく深呼吸して、社長室のドアノブに手をかける。



男は当たって砕けろ!



―ガチャ…、



「し、失礼します!」



俺はついに社長室へ続く扉を開けてしまった。









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