Phantom road
□episode 23
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「クソ…ッ!!」
≪やめろリーバーッ!!≫
無線で会話していたリーバーとバク。だがルナが苦しむ今でも研究員達をスカルにしていくアクマ達にリーバーは耐えられなかtった。
そして…
――バンッ
「アイタ☆」
リーバーが発砲した弾が研究員達を改造するスカルの頭に直撃した。ただスカルにはひとつもダメージにはなっていなかった。
「科学班班長のリーバー・ウェンハムだ。デキのいい脳ミソが欲しいんならオレをやれよオレの部下をテメェらにやるなんざ冗談じゃねぇ!!」
「班長!大歓迎だねェ。じゃあお前二体目だ」
スカルがリーバーの額に手を当てたときスカルが半分に斬れた。
「ア…アレン…」
「許さないぞ、お前達」
アレン・ウォーカー。そしてブックマンが方舟を使ってやって来た。
「大丈夫ですか?リーバーさん」
「ああ、オレよりルナを!」
「!…ルナッ!!」
アレンは少し離れたところで頭を抱えているルナのもとに行った。だがルナはそれにも気付かずずっと何かを呟いている。
『ちがう…っ、わたしは…』
「ルナ!」
『わたしは憎んでない…っ』
「ルナッ!!」
『!…ア…レン…』
――ギュウ…
「大丈夫、大丈夫ですよ」
『…っ』
教団に両親を殺されたことをしっているアレンは言葉の意味をすぐに理解できた。アレンは弱々しいルナをぎゅっと抱き締めた。
『…私は…アクマだ、』
「え…?」
『ありがと…、もう大丈夫』
ルナは立ち上がるとそう言った。アレンも今は戦いに集中しようと立ち上がった。
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