Phantom road

□episode 20
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『…唄…、子守唄…っ?』


無線越しに聞こえるメロディーと唄。先程まで痛かった頭痛が引きルナは落ち着いた。

だがまだ息は荒かった。





そして坊やは眠りについた

息衝く灰の中の炎
ひとつふたつと

浮かぶ膨らみ愛しい横顔
大地に垂るる幾千の夢

銀の瞳の揺らぐ夜に
生れおちた輝くおまえ

幾億の年月がいくつ祈りを土へ還しても
私は祈り続ける
どうかこの子に愛を


つないだ手にキスを






≪消えるな方舟ェェェェエエッ!!≫


無線越しに聞こえたアレンの声。その声に込められた願いを聞き入れたかのように方舟は光を放った。




























そして元の形を取り戻した。




























To be continued..
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