Phantom road
□episode 02
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「誰だい?この子。ダメだよ部外者入れちゃあ。何で落とさなかったの!?」
ここは黒の教団科学班部屋。
そこにはエクソシストリナリー・リーとその兄コムイ・リー、科学班一同がいた。
「あ、コムイ室長。それが微妙に部外者っぽくないんですよね」
「ここ見て兄さん。クロス元帥のゴーレムとこの子…ルナじゃない?」
「!」
「寝てるとこみると多分あの能力使ったんでしょうね」
「何に使ったかが重要だね」
そんなこんな会話をしていたいちどう。彼らは彼らなりにルナの心配をしているようだ。
≪すいませーん≫
「「!」」
考えている最中ゴーレム越しに聞こえた声。その声に全員が耳を傾けた。
≪クロス・マリアン神父の紹介で来たアレン・ウォーカーです。教団の幹部の方に謁見したいのですが≫
「元帥の知り合いだ!あの人生きてたんだ」
「ってことはクロスとルナは…」
「「(一緒にいたんだ…)」」
事実と異なる誤解をするコムイ達。そんな中科学班班長リーバーはコムイに問う。
「何か聞いてます?室長」
「……知らない」
≪後ろの門番の身体検査受けて≫
その検査が後に騒ぎをおこす。
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