Phantom road
□episode 14
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<ルナ side>
『…く…っ』
「やーっと捕まえた」
壁に押し付けられアクマの手が私の首を絞める。息が出来ないくらい強く…、
「ノア様が楽しみにしてるよ。お前の仲間をいたぶりながらな」
『…どういう…っ』
「そのまんまだよ!それまで眠ってな!!」
『うぁ…っ!!』
苦しい…、
息が出来ない、
目が霞んでいく…、私もうダメかな
『ユ…ウ…っ、』
“会いたい”
会いたい…ユウに会いたい。彼の側に居たい。
私はアクマだけど…、
ユウはエクソシストだけど…、
私は…、私はね…?
『だい、すき…だから…っ』
主は神を信じるか?その答えを我に示せ
『信じるよ…っ、イノセンス』
あの時の声はお前だったんだね、
――イノセンス発動
<ルナ side 終了>