生徒会の一存×テイルズオブエクシリア
□1年C組の日常2
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そして僕は教室を出ていった
そして向かった先は……生徒会室
「多分ここだと思うけど…」
ドアに手をかける。鍵がかかっていない…間違いないな
ガラッ
そして中には
「………(ピコピコ)」
「はぁ……」
廃人寸前少女が一心不乱にゲームを楽しんでました
「真冬ちゃんっ」
「きゃわっ!?だ、誰…ってジュード君!?」
真冬ちゃんは驚いた顔をこっちに向けた
「時間見てみ?」
「時間…?って!後二分でHR!?」
「というわけで!早く戻るよ!」
「わ、わかりました!」
僕達は生徒会室を飛び出し、教室に向かってダッシュした。
残り…一分!
「急ぐよ真冬ちゃん!」
「はいっ!」
よし!イケる!
ガラッ
「はぁ…はぁ…間に合った…」
「ふぅ…息が切れちゃいました…」
「もとはといえば…真冬ちゃんが…ああもういいや」
とにかく席に戻らなきゃ
お昼休み、僕はいつものメンバーの所に向かう。あ、説明しとくといつものメンバーっていうのは生徒会メンバーの三人に葉露と委員長で構成されてる
「にしても今日は朝からいろいろ大変だったなぁ…」
「真冬のことですよね……すみません…」
「いや、真冬ちゃんのことはまだ良いんだけどさ」
「じゃあ他に悩み事でもあるの?」
できればあの変な会議をやめさせたいんだけど…三人に『迷惑だからやめて』なんて言わせたらうちのクラスは立ち直れないだろうしなぁ…。
はぁ…こんなだからお人よしって言われるんだろうな
(葉露君。ジュード君はなんで悩んでるんでしょう?)
(リリ姉…じゃなくて委員長はわからないの?クラス連中が原因に決まってるだろ)
(あら、クラスの皆のために悩むなんて良いことです)
(そういう意味じゃなくて!)
葉露と委員長はこっそり話してるつもりかもしれないが僕には全部聞こえてるんだけど…
「真冬ちゃんも次からは集中しすぎないで時間を確認するんですよ?」
「はい…でもそれならエリーもですよ?たまにぎりぎりの時ありますし」
「あう…確かに…」
この二人が改善してくれる日は来るのだろうか?
「ジュードも大変だね〜」
「あはは…もう慣れっこだよ」
そんなこんなでお昼休みは過ぎていった。
え?お昼休みなのにご飯食べるシーンがない?気にしないで!
放課後、生徒会室に行こうと思い席を立つ
「おいジュード」
「殴っていい?いいよね?」
「待て!落ち着けジュード、キャラがおかしい!」
さて、話しかけてきた虎太郎をどうやってぶっ飛ばそうか
「まぁまぁジュドっち。今回はそんなに手間取らせないにゃ」