生徒会の一存×テイルズオブエクシリア

□1年C組の日常
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「何で皆に溜め息つかれなきゃならないんだよ!!」全くこのクラスときたら…!

「じゃあよ上条さん」

「そげぶパンチ喰らいたいの?」

「すみません。本当にすみません」

「ならいいけど」

「で結局の所お前C組の三大美少女のことは好きなのか?」

「うん好きだよ」

『あっさり来たあああああああ!!!』

み、耳が…急に叫ばないでもらいたいな…
でもその中で一人だけが冷静だった

「ジュドっち。それはどういう意味で『好き』なのかにゃ?」

「友達としてだけど?」

『うがああああああああああ!!!』

また叫ぶ!いい加減にしてほしい!
その時だ

「お前達。廊下まで叫び声が聞こえたがなにかあったのか?」

「先生!」

C組の担任であるミラ先生が騒動を聞き付けてやってきた

「なぜジュードを取り囲んでいるんだ?」

ついでに言うと僕の今の位置は虎太郎に連れてこられた瞬間皆に囲まれ逃げられないようになっている

「助けてください先生!このわけの分からない集団にリンチされてるんです!」

『うそつけやああああああ!!!』

だってもう嫌だもん!この会議!

「ジュードがリンチされることなど無いと思うのだが?」

「へ?」

先生?生徒の危機なんだから早く助けて…

「君はかなり強いじゃないか。少なくともこのクラスには君の相手になる者はいないと思うが…」

「うっ…」

そうだ。僕が強いことは既に皆に知られている。それにミラ……先生とは前に色々あったから詳しいのは当然か

「あとジュード。そんなにかしこまらなくてもいい。いつもの感じで構わないよ」

「で、でも学校だし、先生なんだから…」

「その先生の私が許可しているのだから大丈夫だ。何なら理事長を連れて来ても…」

「わ、分かった!分かったよミラ!!」

僕がそう呼ぶとミラは微笑んだ。ああ…クラスの皆がまた暴走するんじゃ…

「なに身構えてんだよジュード?」

「え?あれ?」

てっきり襲い掛かってくるかと…

「お前とミラの関係ぐらいお見通しってことだろ?優等生」

「そうなんだ……ってアルヴィン!」

「今頃気づいたのかよ」

いつの間にか後にいた隣のクラスの担任のアルヴィン先生。まぁこの人とも色々あったからミラと同じようにいつもの話し方でも良いだろう

「おいおいミラには敬語使ってたのに俺には使わないのかよ?」

「使う必要ないから」

「どういう意味だよ!」

「アルヴィン相手に敬語なんて使えないよ面倒くさい」

「お前本当にジュードだよなぁ!?優等生だよなぁ!?」

「ついに僕を判別出来なくなったの?歳だね」
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