バカとテストと召喚獣×テイルズ3バカ主人公+そのヒロイン

□カイルの日常
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遠巻きにこっちを見ていたのは去年からの友達である玉野美紀だった

明久「二人の知り合いなの?」

カイル「うん。去年から仲良かったんだ」

すると美紀がこっちにやってくる

美紀「二人とも相変わらずだね」

私「別にいつも校門の前で騒いでるわけじゃないわよ」

苦笑しながら答える

美紀「それで…そ、その人は?」

明久「はじめまして、僕は吉井明久(バカ)だよ…ってコラァ!!なんで僕の名前の後にバカなんだよ!」

私「そのままの意味でしょ?」

明久「ぐはあっ!もう僕立ち直れない…」

すぐに立ち直ると思う

美紀「………(ジイ〜)」

明久「え?なにかな玉野さん?僕の顔になにか付いてる?」

お約束の返しをする明久。すでに私は嫌な予感がしている

美紀「あの、吉井くん…ちょっとお願いがあるんだけど…」

明久「へ?僕に?」

カイル「まさか…」

美紀「吉井くん…女装してくれないかな?」

そのまさかだった

明久「ええええ!?期待したのに!」

私「なにをよ…」

美紀「お願い吉井くん!吉井くんにしか頼めないよ…」

あ、あれってFクラスの男子達じゃ…

Fバカ「異端者には死を!!!」

明久「さらばだっ!!」

明久は逃亡し、そのあとをFクラスの連中が追いかけていった

美紀「行っちゃった…残念」

カイル「まさか初対面の明久にあんなこと頼むなんて思わなかったよ」

美紀「だってすごく似合いそうだったんだよ!?見てみたかったな〜アキちゃん…」

私「すでに名前までつけてるのね…」

ていうか私達の友達は変な人ばっかりのような気がするんだけど!

私「へえ〜、美春も美紀と同じDクラスなんだ」

美紀「学力は同じくらいだったよ」

カイル「次のDクラスとの戦争も大変そうだなあ」

私「か、カイル!それ言っちゃまずいんじゃ…」

カイル「え?…あっ!」

カイルがもうすぐDクラスに宣戦布告することをばらしちゃった!

美紀「へ〜、じゃあFクラスはDクラスに宣戦布告するつもりなんだ」

カイル「ね、ねえ玉野さん!クラスの人には言わないでくれるかな?」

カイルが言うがそうはいかないと思う。美紀だって負けて設備を落とされるのも嫌だろうし…

美紀「うん、いいよ」

私「ええっ!本当に!?」

美紀「そのかわり…吉井くんを宣戦布告の使者にしてくれないかな?」

私「そこまで明久に女装させたいの…?」

美紀「アキちゃん実現のためならなんだってやるよ!」

カイル「じゃあ明久を宣戦布告に行かせればいいんだね、大丈夫だと思うよ」

確かに雄二なら喜んで引き受けるでしょうね

美紀「楽しみだなぁ…アキちゃん…」

私「Dクラスの人が見てたらどう思うのかしらね…」
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