バカとテストと召喚獣×テイルズ3バカ主人公+そのヒロイン
□カイルの日常
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カイルSide
俺とリアラは教室を出て下駄箱に向かっていた
俺「まったく…美波も急にバラさないでほしいよ」
リアラ「教室に美波達だけしかいなかったから良かったけどもし聞かれてたら私達もロイドの二の舞になるところだったわ」
俺「危なかったよ…ん?あれは?」
前を見ると見覚えのある女子の姿があった
リアラ「あれって…美春?」
俺「うん清水さんだなにやってるんだろ」
どうやら清水さんはFクラスに向かっているらしい。ってことは
清水「あら、カイルさんにリアラさん。ちょうどいいですわ!お姉様がどこにいるか知りませんか!?」
やっぱり美波を探していたのか。そうだ、さっきバラされた仕返しをしよう…
俺「まだ教室にいると思うよ」
リアラ「でも急がないと帰っちゃうよ」
リアラも同じ考えのようだ。すごく楽しそうな笑みを浮かべている
清水「Fクラス…!ということはまだ豚共の巣窟にいるのですね!ありがとうございます!」
瞬間清水さんは猛ダッシュしていった
リアラ「今はクラスにほとんど男子がいないから安全なのにね」
俺「相変わらずだよなぁ」
清水さんは同性愛者で美波に好意を抱いているがその反面男を毛嫌いしていて自分の父親まで豚と呼んでいる。美波を通じて去年出会ったんだけど俺も始めの方は豚だの家畜だの言われたっけなあ…しばらく経ってやっと慣れて名前で呼んでくれるようになって友達になった
俺「帰ろうか」
リアラ「そうね。美波がどうなるかは分からないけど」
その後俺達は下駄箱で靴を履き変えて校門に向かう
リアラSide
私達は今校門の前にいる。でもそこには…
カイル「…あれって明久だよね?」
私「ええ…やっぱり雄二に倒されたのかしら…?」
ボロボロの状態で倒れている明久の姿が…
私「明久?生きてる?」
カイル「返事はない、ただの屍のようだ」
ご愁傷様…
明久「待てえええい!!!勝手に人を殺すなあああ!!」
私「あ、生きてたんだ」
明久「なにその冷たい反応!?もっと心配してくれてもいいじゃないか!」
カイル「だって去年から見てる光景だもん。いい加減慣れるよ」
私「同感ね」
明久「酷い!二人ともなんて酷いんだ!」
明久はそう言って起き上がる
私「全然元気じゃない」
明久「二人が酷いことばっかり言うから怒りの力が沸き上がってきたんだ」
カイル「やっぱり心配する必要なかったね」
私「そうね帰りましょう」
明久「ねえ!?なんで無視するの!!?なんで最近こんな扱いなの!?」
それは明久だからとしか答えられないわ
カイル「そろそろ帰ろうか、これ以上校門の前で騒いでたら邪魔になるよ」
私「そうね…確かにこっちを見てる子もいる…ってあれって美紀じゃない?」
カイル「あ、本当だ。玉野さんだ」
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