バカとテストと召喚獣×テイルズ3バカ主人公+そのヒロイン
□シングの日常
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シングSide
コハクの爆弾発言を阻止して下駄箱に向かう
コハク「ねえシング。なんでさっきは話を止めたの?」
オレ「う、うん。あんまりクラスの人達に聞かれない方が良いかな〜と思って」
コハク「?別に知られても大丈夫だと思うけどな」
大丈夫じゃないんだよそれが…
オレ達は今校門の前にいる。なぜかFクラスの人が三人くらい倒れていたが問題はそっちじゃなくて…
明久&雄二「くたばれ雄二(明久)っ!!!」
こっちだよね…
シング「さすがに止めた方が良いよね…」
コハク「校門前で喧嘩されたらみんなが迷惑だもんね」
するとコハクは二人に近づき
バキィッ!ドカッ!グシャッ!
明久&雄二「ぎゃああああ!!!」
コハク「二人ともそこまで!去年から言ってるよね…喧嘩はダメだって…」
明久「で、でもコハク…元はといえばこのバカが…」
雄二「俺に責任をなすりつけるな!テメェがクズの分際で俺に…!」
コハク「喧嘩両成敗!」
明久「り、理不尽だ…ガクッ」
シング「明久が倒れちゃったよ」
雄二「ほっとけ、後で勝手に起きるだろ」
雄二は体を鍛えているだけあってまだ意識があった
コハク「まったくもう…雄二も昔は喧嘩なんかしなかったでしょ?」
雄二「いつの話だよそれ…」
コハク「水無月小学校に通ってた頃」
雄二「ガキの頃の話じゃねえか!」
そう、オレとコハクと雄二は昔同じ小学校に通っていた幼なじみだ。そしてもう一人…
コハク「そんなんじゃ翔子ちゃんに嫌われちゃうよ」
雄二「なんでそこで翔子が出てくるんだよ!?俺のことなんざとっくに忘れてるに決まってんだろ」
もう一人はAクラスに所属している霧島さんだ。でも忘れてるって…
オレ「そんなことないんじゃないかな?霧島さんなら今でも覚えているような気がする」
雄二「なんでそんなことがわかんだよ?」
オレ「昔あんなことがあったんだしさ。今でも雄二が好きなんじゃないかな?」
雄二「…ったく、まだあいつはあの時の俺の行動を誤解したままなのか」
水無月小学校で起こった出来事。それこそが霧島さんが雄二に想いを抱くきっかけになったのだろう
コハク「そういえば翔子ちゃんは男子には興味がなくて女子に興味があるって噂を聞くけどもしかしたらそれって今でも雄二のことが好きで他の男子の告白を断って雄二の周辺にいる女子を警戒してたからかもしれないね」
オレ「確かにそれなら納得だね」
それが本当なら霧島さんはかなり一途に雄二を想いつづけているんだ
雄二「だとしたら早く誤解を解いてやるだけだ。俺はもう帰るぞ」
オレ「じゃあオレ達も一緒に帰るよ」
コハク「うん、そうだね」
こうして三人で帰ることになった
雄二「ところでお前ら」
オレ「ん?」
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