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ちゅー注意!軽くR16かも?
観覧は自己判断でお願いします><;












「アッシュー!」

ガバッ!!

「ッ?!な、なんだレプリカ!!」

アッシュは突然抱き着いてきたルークに少し狼狽して叫んだ。

「ここで質問です!今日はなんの日でしょう!!」

しかしルークはアッシュの問いに答えずに陽気に微笑んだ。

「は?11/11だろ?何言ってんだ。ついに脳みそまで劣化したか」
「劣化なんかしてねぇよ!・・・なんか、今日はポッキーの日らしいぞ?」

アッシュのひどい言い草に頬を膨らませながらルークは言った。

「は?ポッキー??」
「うん。ポッキー!だから・・・はい!」

そう言うとまた満面の笑みを浮かべてルークは何処からか細い棒を取り出した。

チョコに包まれたその細い棒は紛れも無く話題の『ポッキー』だ。

じゃーん!とルークが効果音をつけて出したポッキーを見てアッシュは怪訝な顔をした。

「おまえ・・・それどうしたんだ?」
「え?もらった」
「誰からだ?!」
「『かんりにん』て人から」

アッシュはルークの楽しそうな声に頭が痛くなった。

「お前は・・・見ず知らずの奴から何でもかんでも貰ってくんじゃねぇ!!」
「えぇ〜?でも『かんりにん』てここの従業員みたいなもんだろ?」

だいじょーぶだいじょーぶ!とルークは言って笑った。

「それよりも、ポッキー1本しかくれなかったんだよ。なんか二人で分けろとか言って・・・」

どうしようと言うルークにアッシュは無言でひょいとポッキーを掻っ攫った。

「あ。何すんだよ・・・んむ!」

しゃべるルークを無視してアッシュはポッキーの先っぽをルークにくわえさせた。

「むむんむむ〜(何すんだよ)」
「いいからくわえとけ」

文句を言うルークにそう言うとアッシュはニヤリと笑った。

「屑。ちょっと目つむれ」
「?」

疑問に思いながらもルークは素直に目を閉じた。

その様子を見るとアッシュは満足げに口角を上げた。

そして、迷わずルークのくわえている反対側を口に含んだ。

ルークは顔にかかる甘い吐息にうっすらと瞳を開いた。

「?!」

すぐ間近にアッシュの顔があり、驚いたルークは咄嗟に身を引こうとした。

(動くな屑)

途端に脳内に響く声と頭痛。

(大人しくくわえてやがれ)

動こうとしても動けない。

(アッシュ!おまっ・・・ずるいぞ!!)
(いいからそのままでいろ)

そうこうしている内にアッシュの顔が近づいてきた。

(わわわわわ!近い近い!!)

ルークの悲鳴など無視してアッシュはどんどんポッキーをかじってルークに近づいた。

(〜〜〜ッ!)

ルークは咄嗟にぎゅっと目をつむった。

ふわり・・・

だが、すぐに温かな感触に目を見開く。

目の前には鮮烈な紅、そして自分とはまた違う深い翡翠色。

唇には柔らかい感触。

胸が急速に高鳴る。

瞬く事も忘れアッシュの瞳を見つめていると唇を割ってなにかぬめりとしたものが咥内に侵入してきた。

(?!)

それはチョコのとろけるような甘さを含みルークのそれを撫で上げてきた。

「ん・・・むぅ・・・」

ビクリと震える躯。

「ふ・・・ぁ・・・」

アッシュの舌は散々ルークの咥内を蹂躙して銀糸を残して去っていった。

「ぷは・・・」

ルークはキスの間止めていた息を取り戻すように呼吸を荒げた。

息が整うとルークはアッシュをキッと睨みつけた。

「アッシュ〜〜〜・・・!」

唸るルークをアッシュはちらりとみるとふっと笑った。

そして

「旨かった。ポッキーも悪くないな」

と意地悪い笑みを浮かべ、すたすたと去っていった。

そんなアッシュの背中を見ながらルークは小刻みに躯を震わせて全身を真っ赤にして叫んだ。

「もうポッキーなんか食べるもんかーーーー!!」





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