短編

□かくしごと!
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神楽少3ぐらい





「あれ?」


兄の部屋を漁っていたら出てきた黒いパッケージのDVD。


「何アルかこれ…気味悪いアルなー」


母から「兄ちゃんの部屋掃除して」と言われたのが事の始まりだ。

普段兄の部屋に入る事などない私は興味津々で部屋を物色していた。

そしてでてきたこれ…


人の物を勝手に触るなんていけない事。

けど黒いパッケージのDVDは私の好奇心を沸き上がらせる。


「…バレなきゃいいアル!」

なんてお約束な台詞を盾に、私はそのディスクを部屋のデッキにいれた。


そして画面に出てきたのは

「………」






……ーー





****



「あー疲れた、ただいまー」

疲れた疲れた。

あの女しつこかったな〜

けっこういい体してたから手離すのは惜しかったけど、あぁも叫ばれちゃこっちだってやりきれないよ。


終いには「あんたなんか最低!」だなんてドロドロの顔で言ってくるし。

あーあ、疲れた疲れた…



「兄ちゃん」

「神楽、ただいま。母さんは?」

「買い物行ってるネ。」

「ふーんそう」


妹の神楽がとことこと俺の傍へ駆け寄ってきた。

その幼い姿を見るたびに顔が綻ぶ。

(本当、なんでこんな可愛いんだろう?)

神楽の頭を撫で撫でしてると、ふいに神楽が曇った顔を見せてきた。


「兄ちゃん、」

「どーしたの?かぐ…」


そこで神楽の手にあるモノに気がついた。

え、え……え!?



「神楽…それ」

「兄ちゃんの部屋にあったDVD」



のおぉぉぉぉぉぉっっ!!!?




ちょちょ…ちょっとぉぉぉぉ!!!


「何、見たのっ!?」


「…うん」


神楽は顔を俯きぽつりと言った。

頬を膨らませる仕草が愛らし…じゃなくて!!!



「兄ちゃん」

「な、ななな何!!」



「…私がお風呂入ってる時に撮ったネ?」

「……はは」

「…私が寝てる時服脱がしたアルか?」

「……はは」


「馬鹿兄貴ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」




秘蔵のDVD、夜のおかずは神楽だよ。




「ざけんなぁぁぁぁっ!!キモいアル!しばらく私に話しかけないで」







END


久しぶりにギャグ書いた!
兄ちゃんはAVじゃなくて神楽の○○に興奮してるでしょ笑


お下品な内容すみませんっ



 

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