短編

□過去と現在、そして未来
2ページ/20ページ




「神楽〜買い物いくから荷物持ちのためについてこい」

「えー酢昆布買ってヨ。」


「ダメダメ、銀さんパフェ食うから」

「今日は日用品を買いにいくんですよ!!」



いつも通り万事屋から威勢のいい声が聞こえてくる。

いつもの平和な日々。


そんな万事屋一行をここ数日ずっと見ている天人がいた。

見た目は人間だがあの褐色の肌と赤い目は天人だ。

しかもこの天人はは万事屋の中で唯一の女子、神楽を見つめていた。



いわゆるストーカーという奴である。


それに銀時も新八も気付いているようだ。

「神楽、お前何か変なのに付きまとわれたら思いっきり股間に喝入れろよ」

「本当だよ神楽ちゃん。一応女の子なんだから…」

「一応ってなんだダ眼鏡」

ボキボキと神楽は腕を鳴らす。


「まま、さっさと買い物行くぞ〜。」


万事屋三人組は大江戸スーパーへ向かった。


それもストーカーは見逃さなかった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ