夢のもつれ
□あなたは知らない
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「地球侵略?」
神威はテーブルに山の様に並んだ食事を次々に口に流し込んでいった。
「今や豊富な資源を蓄える地球、その都心江戸は我々にとってなくてはならない物だ。」
それを言うのは丸々と太った元老達。
「神威、貴様が提督になったからには今回の件は全てお前に任そう…ところで確か吉原に行った時仲間を失っていたな。…好きな者を引き入れろ。」
そう言うと元老達は席を立った。
神威は未だに食べ物を口にしている。
「好きな者っていったってよ―…夜兎がそんないる訳じゃなしに…このスットコドッコイ」
「一人いるじゃない。」
「はあ?」
「気が乗らないけどさ…俺の愚妹だよ」
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