雲と彼女と365日






レコードは何度も同じ音を奏でた。

忙しなく、限りなく、その針が磨り減り盤を削るほどに。

レコードは止まらない。
止まることを知らない。


そして彼女はこう言うのだ。


「つまんねー」




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