■過去拍手文置き場

□■すきすきだいすき
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ふん、と、上を向きながらながら、目蓋を伏せる仕草が好き。

目線を合わせて、覗き込んでくる表情が好き。

「大丈夫だ。」と、頭に乗せてくれる、大きな手が好き。

仲のいい人にしかしない、片頬だけで笑う、意地悪な笑い方が好き。

意外に面倒見のいいところも好き。


長い日本刀を、優雅に扱う、闘い方が好き。

バサバサと翻る、レザーのコートの音が好き。

大した手入れはしていない、と言いながら、結構、気を使っている長い髪の毛が好き。

ソルジャーの中でも、一際キレイな、青い目が、好き。

いつも、ピンと伸びた姿勢も、好き。


規則正しい靴音が、好き。

好き嫌いはない、と言いながら、携行食に必ず辛い物が入ってるとこが好き。

ベルト沢山あるのに、1コしか留めない、いい加減なところが好き。

結構、肌見せ好きなところが好き。

耳に残る、低い声も、好き。




「おい、時間だ。」
はっと我に返る。

「任務中に考え事か?余裕だな。」

見上げると、サラサラの銀髪をなびかせ、セフィロスが立っている。


「失礼しました」
簡単な討伐任務ではあるが、これは、よくない。
姿勢を正し、敬礼する。


「顔が赤い。俺の事でも、考えてたか?」
小声で、耳元で囁かれる。


「なっ・・」
耳が熱くなるのが判る。


「図星か。俺も、同じような事を考えていた。」
ニヤリ、と、片頬で笑うセフィロス。


ぽん、と、頭に手を置き
「行くぞ。」

いつものように、正宗を構える。

「了解です」
頼れる上司で、恋人で、最愛の人の後に続き、剣を構える。

・・・ん?いま、何て言った??

「状況開始。」
「はいっ!」

・・・ま、いっか。仕事しよ。





オワリ 拍手、ありがとうございました♥  2013.6.19 icenine

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