誇り高きシンドリアの梟
□梟倒れる
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「アルディア、大丈夫ですか?」
「んぅ……じゃーふぁ……」
翌朝、迎えに来た私を待っていたのは
困った顔をしたラフィとベッドに臥せっているアルディアだった
「ラフィ……向こう任せる」
「分かりましたから寝ててくださいししょー、あ、ジャーファル様という訳なのでししょーの事よろしくお願いします」
「え、ええ、」
失礼しますとお辞儀を一つして部屋を出て行く
「大丈夫ですか?」
「あー……うん、ちょっと無理が祟ったかな一日寝れば治る」
「無理って……何したんですか?」
「内緒」
そう言って悪戯に笑う
そんなこと言ってる場合じゃないでしょうに……