誇り高きシンドリアの梟
□お詫び
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「アルディア…」
「なに?」
夜の散歩にでも行こうかと考えていると
ジャーファルから声を掛けられた
言っておくが今朝の事まだ許してない
「さんぽ、ですか?」
「そうだけど」
「一緒しても?」
「いや」
そういえばばつの悪い顔をする
「話があるんです」
「私は貴方と話すことなんかない」
「アルディア、今朝はその……すみませんでした」
「今更何よ」
そう突っ返す
先に手をあげたのはそっちだろ……
「その。どうすれば許してもらえる?」
「どうやっても許さない」
知らないもん
邪魔だって言ったのはジャーファルじゃない……