俺×ヒノエ

□証-アカシ-
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抱きしめて、抱きしめられて
お互いの体温が溶けあう


「ね、海翠」
「ん?」
「俺の事清めてよ」
「…ヒノエちゃん?」
「ね?」


誘うようなヒノエの緋色にドキリと胸が高鳴る
過去に何人もの女性と付き合ってきた
どれも長くは続かなかったけど……


「俺の中に海翠のモノちょーだいよ」
「ヒノエちゃん、病み上がりっしょ?」
「関係ないね」


海翠に跨って頬を撫でる
その目は切なくて


「俺がアンタのモンっていう証、刻んでよ」
「やらしー」
「アンタ限定でね」


着てたシャツを脱ぎながらヒノエは悪戯な笑みを浮かべた
口端に笑みを浮かべて海翠をヒノエを抱き寄せ貪る様な口付けを送る
弁慶の言葉など忘れて
ただ、ただ、快楽に身を任せる
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