青エク

□こんな想い、知りたくなかった
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「アイツは、アイツは俺とおんなじだって…そう思ったんだ。」

そんな目、初めて見たよ。

「だからさ、アイツを守りたいんだ」

そうして話してくれるのは、アンタがあたしを信頼してくれているから、そうでしょう?
だけど、そうして話してくれるのは、アンタがあたしを、ただの幼なじみとして見ているから、そうでしょう?

「燐、大丈夫。その想いがあれば強くなれるよ」

「そうだよな!!」

ねぇ、アンタが望んでいるのはこうして笑うあたしでしょう?
アンタから逃げないで、目を見て笑って頷いて。そんな友達、あたしの役目はこれでいいんだよね?

「ありがとな、愛理!」

ねぇ、燐。

「頑張って、応援してるから」

あたしはアンタといることが、最近、すごく苦しいよ。







<<こんな想い、知りたくなかった>>


(あたしがアノコのように笑えたら、何時だってそれを望んでる。滑稽でしょう?)



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初めて報われないの書きましたね…近いから見えない、みたいな。そんな恋。切ない気がする。


110527

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