ペンダントの約束

□始まりはあの日
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此処はとある研究室…此処では世界的に表ざたには出来ないような研究が行われていた。実験の内容は、人類を越える存在を生み出すこと…つまりは、普通の人間ではありえない事をありえるようにする事…完璧な人間兵器を作り出す事である。そして、此処に哀れな少女が一人…普通なら最も愛されるべき筈の親に辛く過酷な研究の実験台として使われていた…



「ハァ……ハァ……」

(…痛い…苦しい…ょ…ママ…パパ…)

「何故なんだ!!
俺の考えは間違っていないのに何故成功しないんだ!!」

「きっとこの子が不良品だから成功しないのよ!」

パンッ

「ぅ゙ッ……ごめ…なッ…さぃ…」

「謝る位ならちゃんとやりなさい!!」

パンッパンッパンッ

「ゔぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙!!」
(痛ぃ…ムチ、が…痛ぃ…お願い…ママ…やめて…)

「あまりやり過ぎるなよ死なせたら後が面倒だからな…」

「別に良いじゃない、この子は化け物なんだし、少し位なら死にはしないわよ」

少女は鞭で身体を打たれボロボロ精神的にも限界が来ているにも関わらず少女の両親は心配等はせずただ己の意欲の為に実験を続けた。毎日毎日少女は実験台にされ鞭で打たれた、そして確実に少女は変わっていった、人間と呼ぶにはあまりにも違いすぎる能力を持った化け物へと…

「今日はこれ試しとけ…」

「分かったわ…あらコレ新作?」

「あぁそれは中々面白いぞ」

「どんな効果なの?」

「簡単に言えば身体能力の向上やら生命力を強め再生能力等も格段に上げる薬さ、まぁまだ試した事無いから結果は分からんが成功したらきっと凄いぞ」

「ぁ…ぅ……」
(お注射……嫌だ…)

「ふふふっ…さぁ桜夜ちゃんちょっと痛いけどすぐに良くなるわよ」

チクッ

「ぅッ…あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙!!!」











この薬の投与が原因で少女の身体は今まで以上の変化をもたらした。そして少女は研究室を破壊し研究員全員を殺し脱走すると言う事件が起こった。
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