夢制作
□元女装男子と百合女
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悩める女装男子。1
『可愛いなぁ…!
あっちの子も…なかなか!
ね、由利!』
「はいはい。」
俺は美濃由利。
幼い頃に女装をしていたという黒歴史をもつ、それ以外はごく一般の高校生だ。
もちろん恋だってするわけで。
その相手は日曜日に一緒に出かけたりもするほど仲が良い。まぁ小学校からの付き合いだから普通かもしれないが。
今現在も、新しく出来たカフェでお茶中である。
しかし友達から発展することは一生なさそうだ。
なぜなら彼女は
『あの女の子、すごく好み…!!』
「ふーん、そう。」
同性が好きだから。