中編てきなもの
□単なる嫉妬
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「なぁ蒼」
「何ですか?」
「お前上司にしたいランキングで誰にいれた?」
瀞霊廷通信の好評企画『〜にしたいランキング』。
これは読者にアンケを氏名未記入(当然だが)で取って順位を決める。
九番隊の俺らでも投票することは可能だ。
で、今回は『上司にしたい』と『彼氏にしたい(男性死神のみ)』で取った。
「檜佐木さん」
即答かよ。
しかも俺って・・・。
嬉しいんだが、ちょっと待て。
俺今こいつの上司じゃなかったっけ!?
何が『上司にしたい』だよ!
もうなってるんだけど!?
とういツッコミを抑え込んで
「・・・あぁ、そう」
「はい」
「じゃあ彼氏にしたいっつーヤツには?」
「あー、あれは・・・恋次に入れました」
「・・・ちょっと阿散井殺ってくる」
「え?やるって?」
「刈ってくる★」
「いや★って、ちょっ檜佐木さん!?」
「じゃあ」
「・・・ここで瞬歩使うか?」
蒼がそんなことを言っていたような、まぁ気のせいか。
「阿散井、ちょっと頼みがあるんだが、」
「何すか?」
「死んでくれないか?」
「は!?」
「つーか、殺されてくれないか?」
「いやいやいや、待ってくださいよ!!なんd」
「刈れ、風死」
「えー!?」
―その後、恋次の行方を知る者はいなかった―