中編てきなモノ
□家族
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〜霊術院前〜
今日は霊術院が休みだ。
だから悠は自主練でもしようかと外に出た。
すると、
「久しぶりだね、悠」
「かっ母さん!?何でいるの?」
声の主は2年ぶりに会う悠の母親、キスイだった。
「ちょっと瀞霊廷に用が出来てね。今日霊術院は?」
「休みなんだよ。だから自主練でもしようかなーって」
「そうか。なら暇だな」
「え?」
「じゃあ一緒に来い。蒼とかにも会わせてあげるから」
「ホントに?」
「うん」
「じゃあ行く!」
「それにしても母さん、瀞霊廷に用って何なの?」
「文句言いに行くだけよ」
「えっ・・・・誰に?」
「じじい・・・・山本総隊長に」
「・・・・・・母さん、生きてまた会えるよね?」
「どういう意味だ?」
「だから、そんなことして処刑とかされたら・・・」
「悠、」
「何?ってうわっ!?」
悠の体をいきなり担ぎ、
「んな訳あるかー!!!」
天に向かって投げた。
「わ゛−−−−−−−−−−−−−−!!!!!!」