中編てきなモノ
□№5
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～昼休み・多目的教室～
「これから総務会議を始める」
新聞部部長（本当は新聞委員委員長）になってつらいと感じたこと。
書類が倍になったことと、この総務会議。
そんなに真面目じゃないよ、黒鳥さんは。
こんな風に緊張感あふれる空気なんて耐えられるか分からないって！
しかも進行が生徒会長だよ？
もし寝たりでもしたら殺される可能性大ですね。
しかも！この総務会議、委員長だけ！
副委員長は？副会長は？
副が付いたら知り合いがいっぱいいて、その上こんな空気にはならないと思う。
だって生徒会副会長の全教科教えろって言うバカ（クロ）でしょ？
放送委員副委員長の女子大好きの変態（シロ）でしょ？
風紀委員副委員長のたまに私は関係ありませんって抜け駆けしようとするアホ（瑠璃）でしょ？
はい、現在そいつら全くいませんねー。
ウチも委員長を誰かに回して副委員長になれば良かったなー・・・。
「まず、風紀委員。何かあるか？」
「最近遅刻者が多くなってきてる。あと先日ドアが３つほど壊れていた。まぁ直したが、ドアを壊した奴らがわかんねぇから探し中だ」
ヤッベ、それウチとシロとクロと瑠璃だー！！
いやね？なんか無性に鬼ごっこをしたくなったんだ。
んで、六回生にもなってやったんだよ、鬼ごっこ。
ハァ・・・・・・・。
やるんじゃなかった。
まさかドアが壊れるとは思わないじゃん、誰も！
鬼ごっこでドアが壊れるようなことしないから！
鬼ごっこのルールにドアを壊しましょうなんてモンないから！
どうしよう。
今度謝っとくか。
瑠璃に。
「なるほど。次に、新聞部」
「へーい」
まぁ問題と言っても大したことじゃないんだけど。
新聞部じゃない人にとっては。
あっそりゃそうか。
「新聞部アンケートをちゃんと出してくれない人が少しいるんで、ちゃんと出してほしいなーとか思ってます」
「単なるお前の考えかよ」
「ひばんやはツッコむな」
「日番谷だ！」
「進めていいか？」
「あっはい。どうぞ」
ちょっと生徒会長を怒らせちゃったかな？
後で謝っておこう。
クロに。
「放送委員からは？」
「特にねぇな」
ないのかー。
だとしても一護、素っ気なさすぎやしないか？