中編てきなモノ

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〜放課後〜

「ウチ来週に面接だった〜」

さっき廊下の紙見たから絶対だよ。

「ウチは3日後」

クロの方が早かったー。

「明日ー」

シロの方がもっと早かったー。

「D組は昨日から始まってるよ」

もう始まってたー!

「ちなみに昨日だった」

そして終わってたー!!

「どんな感じだった?瑠璃」

「えーっとねぇ、『今後はもう少し授業をちゃんと受けるように』で終わったけど」

「「「終わり!?」」」

「いや、3分ぐらいは話したよ?」

「「「3分!?」」」

なんてこった・・・。
浮竹先生と修兵先生の違いがこんなにもあったなんて

ちなみに、修兵先生は最低でも10分はかかるよ。

まぁその10分がものすんごく貴重な時間と思う人(つーか女子)もいるんだけど。

そりゃあね?
そんな人(つーか女子)にとって面接室で二人っきりで向かい合わせで話す10分はどんなものか。

きっと素晴らしいものなんだろうね。

ウチにとっては苦痛以外何でもないが

・・・・・・・・・・・ん?
二人っきり?

あーあ。
なんか嫌なもん思い出しちった。
そういえば新聞部室でもそんなことが・・・(詳しくはbQを見てね。by管理人)

「蒼、暗いオーラ出てる」

「いや、面接って面接室で二人っきりじゃん?」

「うん」

「それで色々思い出して・・・」

「あぁ・・・あれか。ドンマイ」

何故ドンマイなの?クロ。

「「何のことー?」」

本当に何も知らない一人(瑠璃)と、知ってて質問してるアホ(シロ)が聞いてきた。

「いや、なんでもない」

「そういえば今ひっつんが面接してるんじゃないかな?」

おお、瑠璃が話を変えてくれた。
あんまりウチのことに興味がなかったらしい

「へー、ひばんやが」

「蒼さぁ、風紀委員長のこと日番谷って言おうよ。何ひばんやって」

「クロの方が間違ってるって。あれはどう読んでもひばんやだろ!」

「いや、日番谷って読めるよ!・・・まぁ蒼の勝手なんだけどさ」

そーだよ。
好きにさせろって。

「よし。ひばんやの面接を見に行こう」

「いきなり!?」

「なんで?」

「あっいーかも」

ほらー、瑠璃はいいって言ってるぞ二人とも。

まぁシロのなんでってのには答えとくか。

「浮竹先生と修兵先生の違いをより深く知るためさ!

さぁ、行こう。
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