中編てきなモノ

□No.2
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「なんか予想は出来てたんですけど・・女子に荷物持たせるってどうなんですか、そこんとこ」

「おいおい、どこに女子がいるんだ?」

「ひどっここにいるじゃないっすか!黒鳥蒼は女です!!」

「はいはい」

「受け流された・・・」

うう・・・テンション上げ過ぎた。余計体がダルくなったな・・・。

「ほら、もう少しだ」

「犬かウチは」

まぁとりあえず新聞部室に到着。

机にこの荷物は置いて・・・・い、い?

「置いていいぞ」

あざーす。

「あっ先生、もう仕事始めちゃっていいですか?」

「おう」

部室を使うには顧問の先生の同伴が必要だからね。修兵先生も残るらしい。

またいつものように本でも読むんじゃな

バタンッ

「「は?」」

今勢い良くドアが閉まりました。
明らかに風のせいとかではない勢いでした!
そしてリポーターは私黒鳥でお送りしています。

・・・なんかごめん

あまりにいきなりの事だったから二人ともポカーンとしてます。

ガチャガチャッ

あれ?この音聞き覚えあるなー
たしか朝ウチが家を出た直後に聞いたような・・・

あっ鍵をかける音じゃなかったっけ?この音の事。

ん?・・・・・・・・・・かける=閉まる=閉じ込められた
今ものすごいワードがウチの頭をよぎったよ。

修兵先生はというと、焦った表情でドアをいじってる。
そういえば焦った表情なんて見たことなかった。レアもんだ!

・・・・じゃなくて、さっき頭を、えっと・・・そう、閉じ込められた。

閉じ込められたぁ!?

この叫びを聞いた修兵先生がウチの方を見て

「どうやらそうらしい」

なにを冷静に言ってんだこの人はー!!
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