中編てきなモノ
□No.1
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〜授業中〜
「まず助動詞というのは・・・」
私黒鳥蒼は只今新聞部の仕事中です。
国語?修兵先生?知らんよ。ウチはなぁ、
内職がバレて怒られるor仕事を期限切れで終わらせ怒られる
だったら内職がバレて怒られるの方がまだましと思ったんだよ
「じゃあこの問題を・・・百瀬」
「分りませーん☆」
「星をつけるな。あと分らないのに堂々としすぎだろ」
「いや、多分ウチよりも黒鳥さんの方が分かってないと思います」
クロ、今ウチに振りました?やめようよ。つーかなぜに?
「じゃあ黒鳥」
来ちまった
「えっとぉ・・・春はあけぼの。ようよう白くなりゆk」
「ちょっと待て」
最後まで言わせろやー!!頑張って全部覚えたんだぞ!!
「なんで助動詞が枕草子になるんだ?」
「ほら、問題を解くにはその裏を読めって言うじゃないですか」
「今ここで裏を読む必要はねぇよ」
・・・まぁ、確かに。
「あ〜、千歳分るか?」
「はい。x=2y−3です」
「ツッコむところが多すぎるぞ、今の。最初すげー自信あり気だったのになんで数学になった?」
「さっき黒鳥さんが言ってたことを活用して、180°発想を回転してみました」
「活用しなくていい。あと180°発想を回転しないでくれ」
「先生ー、ウチや百瀬さんの答えより千歳さんの答えが一番ひどいと思いまーす」
「俺から見ると3人ともひどいが」
「「「先生、ドンマイ!」」」
「その気持ちがあるんならもっとちゃんと授業を受けろよ」
あっそれは無理