中編てきなモノ
□No.4
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「蒼〜」
「シロとクロじゃん。二人そろってどしたの?」
「うちらって友達だよね?」
「シロ…熱でもあんの?」
「いや、ないけど。友達だよね!」
「…まぁ。」
「っというわけで飲みに行こー!!」
「シロは飲まないじゃん」
「うるさいなぁクロは。ウチは健康第一なだけだし。肝臓やられたくないだけだし」
「…とりあえず今日は飲みに行くってこと?」
「「うん」」
はい、わかりました。この二人とは学生時代からの友達(同級生だよ)で、今も一緒に飲みに行ったりしてるんだ〜。
「どこで待ち合わせにする?」
「それは九番隊だろ」
「……なんでかな、クロくん?」
「だってお前迷うから。」
長い付き合いだとウチが方向音痴だってこと分かるんだね。
まぁ長い付き合いじゃなくても分かるか☆
つーことは、九番隊から直で飲みに行くから今日は先輩に寮まで連れていってもらわないんだ。
言っとかなきゃな、先輩に。
「ごめん、ちょっと執務室に行ってくる。」
「「いってらっしゃーい!!」」
後ろで二人がニヤニヤしていたことを、ウチは知らない。