中編てきなモノ
□家族
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「あー、悠身長伸びたなー」
ウチ(=160p)を越えるほどではないけど7年前に比べると高くなってる。
顔も少し大人っぽくなってるし。
「ねーねー悠君、だよね?」
シロが会話に混ざる。
「はい」
「アタシは千歳シロ。よろしくね。あと敬語はなしでみんなと同じようにしてー」
「分かった!よろしくね、シロ姉ちゃん」
「それにしても悠君ってカッコいい系よりカワイイ系だよね」
おいシロ、いきなり何言ってんだ。
「かわいいって・・・」
悠もとまどってるよ。
「でも大人になったらカッコよくなってそう!」
シロさーん?
自分の世界に入らないでくださーい。
「まぁこのお姉さんは無視して、悠は何で来たの?」
「母さんに投げ飛ばされて」
「えっもう母さん来たの!?」
「うん」
「やっべー!!ちょっ悠頼む!!」
「蒼!?」
「ウチは逃げる!」
てことでさいなら。
ウチはダッシュで外に出た。
ら、
「懐かしいなー・・・・」
母さん発見。
来た道を引き返した。
「あれ?蒼?」
ヤッベばれた。
って何か建物に入っちゃったよ。
「蒼が戻ってきた」
クロの声が聞こえたからここは六番隊道場か。
でも今はそれより逃げなきゃ。
にしても建物というのは四方を壁で囲われている訳ですよ。
そして今もその囲っている壁がウチの前に立ち塞がっている。
こういう時は・・・
「闇に誘え[龍虎]!!」
壁を壊すっきゃない。
「斬波!!」
バキィン!!
よっしゃこれで外n
「蒼ー?何で逃げてるの?」
間に合わなかった・・・。
前に立ち塞がるのは壁よりも強固な母さん。
「いや、えーっと・・・」
「まぁいいけど。久しぶり」
ドスッ
「っ!!」
腹に重い一撃が・・・。
「甘いわねー、蒼。隙だらけよ?」
そして横腹に回し蹴りがくる。
これを受けた後、意識が無くなりました★