07/30の日記

00:19
ご挨拶
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いつもこの辺境サイトにお越しいただきありがとうございます。
ポツリポツリと思い出したような更新を続けてきた拙宅ですが、これからの文章の発表をpixivに移行していこうと考えています。

自分にとってのコナンの物語は、大人になるための通過儀礼の途中なのではないかと考えていました。
新一、コナン、優作、有希子、蘭、小五郎、英理、哀、阿笠博士、そして快斗。
メインメンバーの殆どが恋人や家族と離れている。または、結婚していない。
円満に満たされていない人たち。
どこか問題を抱えている人たち。

そんな風に考えていました。

欠けた人たちが一緒にいれば大人なのかというと、また違う問題が出てくるでしょう。
長期に渡り別居をしていた毛利家は離れていた時間がわだかまりを生むのではないか?とか。。。

17歳の新一が大人のような顔で殺人事件の推理を行うことが、若干今思うとアンバランスに感じてしまいます。
私が新一を書くと、どこか甘やかしてしまうのは、彼を年齢相応の子供扱いをしたいからかも知れません。
人の親になれば自動的に大人になれるとは、私自身考えてはおりませんし、天真爛漫な有紀子、作家という自由業である優作は子供の側面の魅力を持っていると思います。
しかしみんな、有るべく自分のために努力して日々生きている。
責任があり、覚悟があり、義務がある。
そのために、きちんと生きていくことが出来る人たち。

コナンの世界の主要キャラクターは皆、善良で、愛すべき人物で、とても魅力的です。
その世界で象徴のように子供になってしまったコナン。
また永遠の命をもたらす宝石を探す快斗。

生きるということ
成長するということ
愛を知ること
これが命題でした

まだまだ先の見えない物語を行くこの二人がどのような選択をするのかが最大の関心であり、私が書きたかったものでした。
体は子供、頭脳は大人。
でも、彼は世界にとってはまだまだ愛される子供であるべき。


うまく言えなくて本当に申し訳ないのですが、ちゃんと自分の足で立てる新一とコナンと快斗を自分なりに書いて、
それが幸せな文章だったら良いなぁと思うのが私の希望でした。


今、私は仕事をしています。
10年続けてきた仕事。大事です。
これからの自分のあり方に覚悟を決めたいので、自分の中の大人になるということを改めて考えました。
別に、なにが変わるわけでも、結婚するわけでも、子供を産むわけでも無いのですが、
変わるという覚悟を持って、少しずつ整理をしていこうと思います。

ここで見ていただいて、読んでいただいてありがとうございました。
唐突ではありますが、(自分自身でも少し驚いている)まずはサイトを休止したく思います。
pixivはさらに亀更新ですが、またネットのどこかでお会いできれば嬉しいです。

コナンと快斗、新一。そしてみんなが幸せでありますように。
ありがとうございました。

tose  

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