02/25の日記

12:20
小話ーコンビニにてー
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だってオレは小学生だし、今日は平和な1日だし。

「コナン君、あとなにかいる?」
「蘭ねーちゃん、これ」

「あら、こんな寒いのにアイス?お腹冷えちゃうよ」
「あはは、なんか食べたくって。一番小さいのにしとくから」

「そうね、たまにはいいかも。じゃあわたしとお父さんのも買っちゃおうかな」
「わたしはストロベリーで、お父さんはバニラ、コナン君は?」

「チョコ!」

「じゃあちょっと待ってて、レジ行ってくるね」

おとなしく待つコナンの背には、本日限りのデコレーション。
2月14日バレンタインデーのおおきなポップ。

今日は平和な1日だしさ、犯罪者なんか知るもんか。
あーあ、バカバカ!バカイトウキッド
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コナン→キッド 
会いたくても、好きな相手と接点がないとツライよね。
チョコなんて渡せるハズないので、せめて相手を想いながらチョコアイスをペロペロしようとするコナン君でした。

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オマケ

「ばっ、バカバカバカイト!」
店内の中程の棚から大声が響いてコナンは飛び上がった。
奇しくも、内心でつぶやいたセリフとほとんど同じだったからだ。

「バーロー、おめーが自分で間違ったんだろ、『わぁ可愛いパッケージ!』ってそれコンド・・・」
「う、うるさいわよ!もー!!熱あるんならさっさと家帰って寝なさいよー!!」

「うっせーな、えー予備のマスクと冷えピタと、あ、あとアイスな」
「えーこんな寒いのに?」
「いーだろ、チョコアイス好きなんだよ」
声の元凶がこちらに向いて、コナンは思わず視線を向けた。

棚から現れたのは、マスクをした学生服の男だった。
振り返った男と、狭い店内で、視線が合った。
気まずい空気が流れた。

「ボクも、チョコアイス好きだよ」


とっさ、コナンはそう答えた。

男は、マスクの向こうで、笑ったようだった。

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コンビニにて、非カップルの快コなので甘さは無しですいません。
コナンは風邪ボンヤリな快斗=キッドさんだと気づいていません。
快斗はコナンに気づいてビックリしたでしょう。
好物が一緒だと嬉しいよね。
私もチョコアイスが大好きです。

遅れましたが、バレンタイン!あまくない(´・ω・`)

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24に間違ってあげていたのをこちらに持って来ました。
誰もハッピーじゃないバレンタイン。
スイマセン















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