02/24の日記

08:54
小話ーバレンタイン余話ー快コ
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バレンタイン余話ー快コー

「快斗、やる」
ん、と鼻先に突き付けられたリボンラッピングの小箱。

「やった!バレンタイン」
「期待すんなよ、買ったやつだし」
「え、何のこと?本命チョコだよ!拝んじゃうよ!」

満面の笑みで喜ぶ快斗に、不服そうにコナンは言った。
「新一は、手作りだった……」

「へぇ!名探偵が?」
めずらしいことも有るものだ、彼がお菓子作りをするとは。

「灰原とキッチンに籠もってのけ者にしやがった。オレだって作るなら一緒にやりたかったのに!」

ずるいずるいと、未だにすねる小さな恋人がたまらなく可愛い。

「オレは、コナンちゃんのその気持ちと、このチョコがあれば充分だぜ。」

「次を見てろ、来年だ」
「楽しみにしてるよ」



今年も、来年も、それから先も。
小さな恋人の成長を楽しみにしてるよ。


先のK新がヤンデレだったので、可愛いのが欲しくなりました。
くだんの毒物は、哀ちゃんが協力してくれました。

今度こそHAPPY valentine!



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