世界一初恋題小説
□もしも・・、横澤が律を襲ったら・・
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「政宗、小野寺いるか?」
「あぁ、あっち。」
高野は、死骸だらけの編集部から机に突っ伏している律を指差した。
「おい、この企画書ボツな。」
「・・・・・・・・・。」
横澤は、突っ伏している律の横に企画書を置いた。
返事のない律に対して、イライラが募る横澤。
「おい!!
聞いてんのか!?」
「・・・・・・あ・・はぃ・・・。」
「死んでんじゃねーよ!」
「・・・す・・・すみません・・・。」
企画書に一通り目を通した律は、またパソコンに向かってパチパチと疲れ果てた身体で打ち始めた。