世界一初恋
□sweet coffee
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「お邪魔します・・・。」
「珈琲がいいか?
それとも、紅茶か?」
「いえ、どっちでも。
というか、お構い無く・・。」
「んなこと出来っかよ。
珈琲でいいな?」
「はい。」
高野は、珈琲の入ったカップを2つ手に持ち律が座っているソファに腰掛けた。
「はい、どうぞ。」
「あ、ありがとうございます。」
手に取ると、温かい珈琲をすすった。
「苦いです。」
「そうかぁ?
ほら、ミルクと砂糖入れてやるから貸せ。」
ほら、微妙に優しい・・。
普通ならここは、貸せじゃなくて自分でやれ辺りのはずなんだけどな。