世界一初恋

□雨
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「ど、どうもありがとうございました。」

「どういたしまして。」

ふと、高野の肩を見るとビショビショになっていた。

ほとんど雨に濡れないようにしてくれてたのか、律より傘を持っていた高野の方がずぶ濡れになる結果になってしまった。


「高野さんこそ、風邪引きますよ!こんなに、濡れてるし・・・。」

「小野寺が濡れなくて良かった。」

少し微笑む高野に、真っ赤になった律が拭いていたハンカチを、高野の顔面に投げつけたのは、

また別のお話で。



End


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