世界一初恋

□雨
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「(た、高野さんと2人っきり!?いやいや、俺は走って帰ろう。)
じ・・じゃあ高野さん、俺もここで失礼します。」

と、雨の中濡れて帰ろうとした瞬間、高野は、律の首もとの襟を掴んで離さなかった。

「濡れると風邪引くぞ?」

「傘ないですし、濡れても行けますから。」

「傘半分貸してやるから、濡れて帰るな。」

「な、何でですか?」

「雨で、カッターシャツとか濡れたお前見たらエロいから。」

「な・・・///俺、男ですよ!?エロいも何も・・・。」

「いいから、入れ。」


肩を引き寄せられ、雨に濡れなくしてくれて俺達のマンションに帰って行った。


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