世界一初恋

□桜花爛漫
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でも、クリスマスを迎えられず・・・桜の季節ももってのほか。

クリスマスを前にして、嵯峨先輩とは自然消滅。

っていうか、俺が逃げた。

だって、ショックだったから。

笑われたと思ったから。

でも、事情が明らかになった。


今、俺の上司になる高野政宗は、初恋の相手・・嵯峨政宗だった。


「もう一回、好きって言わせてやる」

って、言われた。

でも、もう俺は時すでに遅し。

あの頃から、どんなに傷つけられたとしても自分の中にちゃんと先輩いた。

誰かと付き合ったとしても、長続きしない。

やっぱり、先輩が心の中にいるからなのか。

今の高野さんのこと、俺は好きなのかもしれない。

好きに為らざる終えないことをされてるのかもしれないけど。



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