世界一初恋
□恋煩い?
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プルル・・プルル・・・
―ガチャッ
「はい、律っちゃん?何、どったの〜?」
「あ・・、木佐さん、今日俺・・会社休みます・・。」
「何?風邪?」
「あの・・・、熱が39度5分もあって・・・。」
「そうなんだぁ。わかった、高野さんには伝えておくね。」
「すいません・・・。」
「無理しないでね。あ、薬ちゃんと飲みなよ?じゃあ、またね。」
「はい。」
ピッ・・・
「はぁ・・・。お腹減ったけど、作るの邪魔くさいなぁ・・・。その辺の物で済まそ・・・。」
立ち上がると、足はふらつき立つだけでやっとだった。
「やば・・・、熱上がってきてるのかも。」
すぐさまベッドに寝直し、おでこに熱冷まシートを貼り目をつぶるとすぐに眠りに落ちた。