世界一初恋

□俺の恋人
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高野さんと付き合って一年半が過ぎた。

エメラルド編集部の人達に付き合ってるのがバレ、
横澤さんには愚痴をこぼされる日々が続いたある日のこと。


「おい、みんな。
小野寺に触ってもいいのは俺だけだ。
だから、今日から俺の許可無しに触ることを禁ずる!」

「な・・・!!
高野さん!!」

「おい、政宗!!
会社で公私混同するなって言っただろうが!!」

「んなもん知るか。
小野寺は、俺の物だ。」


「律っちゃん、愛されてるねぇ〜!ヒューヒュー!!」

「き、木佐さん止めて下さい!!///」

横澤に睨まれた律は、木佐の掛け声を慌てて止めようとした。

「でも、高野さんの意見には賛成だね。」

「え、美濃さん?」

「だって、付き合ってる相手をおちょくられたりしたらさ、誰だってイライラすると思わない?
今の高野さんの状況が、そうなるんじゃないかな?」
「美濃、わかってるじゃないか。」

「高野さん、たまに顔に出てるからわかるんですよね。」

「顔に出さなきゃ、わかってもらえんからな。」

美濃と高野が揃ったら、危ないとエメ編はつくづくそう思った。




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