世界一初恋
□メイドはお好み?
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ここ、エメラルド編集部ではのほほんと毎日が過ぎていた。
ある日、編集部にとある一つの荷物が届いた。
差出人は、雑誌のファンからだった。
「中身、なに?」
木佐は興味津々で、美濃とダンボール箱を開ける作業にかかった。
「雑誌のファンからですね。」
羽鳥は、ダンボールに貼ってあった手紙の差出人を見てから高野に渡した。
「大いに結構じゃねぇか。
ちゃんとファンもいるんだから。」
高野は受け取った手紙を読み上げた。
「「あ、これ。」」
木佐と美濃は、箱の中身を見た2人は声を合わせて呟いた。
「編集部の皆様、私達ファンからの贈り物です。
良ければ、こういう漫画も取り入れて下されば嬉しいです・・・だとさ。」
「これ、メイド服ですね。」
「ピンク色かつファンシーじゃねぇか。」
「これ、飾っときます?」
「誰か一度くらい着てみたら?」
「いいな、それ。
よし、木佐、着てみろ。」
「え、俺ですか!?」
木佐は、渋々メイド服を持って陰に隠れながら着替え始めた。